ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【27日目】雨と惑星タントラの日

天候は人の心を左右する。音楽もまた然り。落ち込んだ時に音楽を聴いて救われた経験は、きっと誰しもが持っていることだろう。

普段はロックをこよなく愛する私だが、今日のような雨の日は落ち着いた曲が恋しくなる。もちろん憂鬱な気分を晴らしたい気持ちも無くはないが、下手に空元気を出すくらいなら、この暗澹たる心境を存分に楽しんでみたくなるのだ。呆れたマゾヒストぶりである。

今日は朝からずっと「MONDO GROSSO」の『惑星タントラ』を聴いていた。この曲は今年の6月に発売されたアルバム『何度でも新しく生まれる』に収録されていて、ボーカリスト乃木坂46齋藤飛鳥さんが起用されている。さらに作詞は「ティカ・α」こと「相対性理論」のやくしまるえつこさんが手掛けていることもあって、発表当初は大きな話題を呼んだらしい。

私はYouTubeでこの曲を知ったのだが、聴いた瞬間に何故か泣き出したくなった。曲も歌詞もリズム感にあふれているのだが、どこか陰鬱な雰囲気が漂っているのだ。齋藤飛鳥さんのことはあまり詳しく知らなかったが、何かに絶望し、何かを諦めているような淡々とした歌声が、この曲の世界観を完璧なものにしていた。

もしもこの曲をご存知でなかった方は、ぜひ一度聴いてみて欲しい。YouTubeで『惑星タントラ』と検索すればすぐに見つかるはずである。ここ最近の霖雨で気分が落ち込んでいる方には特にお勧めしたい。天候に関わらず気力が漲っている方は、ボーカルを松岡修造さんのような熱血漢に脳内変換すれば良い。歌詞と歌声のギャップに笑えること請け合いである。

 

※追記1

今年は「MONDO GROSSO」以外に「岡崎体育」の曲もよく聴いた。『感情のピクセル』は傑作なのでこちらもお勧めである。特にMVでご覧頂きたい。

 

※追記2

記事を書き終えてから手元にあったはずの傘が無くなっていることに気付いた。通勤時間のブログ更新は危険である。