【52日目】積読とぬいぐるみの日
今日は以前に買い置きした書籍を読み漁っていた。高野和明さんの『13階段』や筒井康隆さんの『ロートレック荘事件』、ジェイムズ・ジョイスさんの『フィネガンズ・ウェイク』などを読んだ。どの作品も面白過ぎて時間を忘れてしまい、気付けば1日が終わろうとしている。恐ろしい。
しかし寒い日に毛布にくるまって本を読むのは最高の時間である。私のようなひきこもりのダメ人間でも、本の世界に行けば多くの思想と出会い、物語に触れることが出来る。ただ文字が並んでいるだけなのに、本というのは全く大したやつである。
今日だけでも相当数の積読を解消したつもりだが、ベッド下の収納スペースを開くとまだまだ未読の本があった。何故こんなに本があるかと言えば、先日ジュンク堂に寄った際にまとめ買いしたからである。
ジュンク堂は毎年「秋の読書キャンペーン」を開催していて、この期間中に書籍を購入すると金額に応じて様々な景品が貰えるのだ。今回私が狙っているのは本型のクッションで、これを入手するには5千円分の書籍代を支払う必要があった。ちょうど仕事で使う技術系の書籍も欲しかったので、まとめて購入した次第である。
景品の交換期間は来週からなので現物は手元にないが、このクッションはなかなかに巨大であることが予想される。興味が湧いた方はネットで調べてみて欲しい。恐らく50cm以上の大きさだと一目で分かるだろう。
抱き締めるとふわふわで大変心地良いようだが、これほど大きなクッションとなると部屋が狭くなることは必至である。ただでさえ私の部屋は巨大なぬいぐるみが多く、ポムポムプリン、猫のぽんた×2、マイク・ワゾウスキー、モノクマ、モノミ、アイルーダルマと同居中なのだ。男の一人暮らしでこんなに大量のぬいぐるみを集める必要が果たしてあるのだろうか。
そしてこの限られた空間へ新たな家族を迎え入れるためには、何とかスペースを作り出さなければなるまい。そのためモノクマとモノミとポムポムプリンとマイクは縦積みで配置し、猫のぽんた×2はベッドの上に移動することを決めた。よもやこのような理由で模様替えする羽目になるとは思わなかった。
もしも私が何らかの事件を起こして逮捕でもされようものなら、マスコミはこぞって私の部屋の有り様を報道することだろう。「犯人の男性宅には大量のぬいぐるみが……」とNEWS ZEROで報道される光景を想像して、深夜に一人恐れ慄く。
※追記1
ちなみにモノクマとモノミのぬいぐるみは以前コミックマーケットで販売された数量限定生産である。ネットで販売価格を調べてみたら思いのほか高価(2万8千円〜)で驚いた。ちなみにポムポムプリンの取引価格は3千円だった。メルカリ調べ。
※追記2
ぬいぐるみの洗い方が知りたい。専用のシャンプーがあると言うのは本当ですか。