ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【58日目】甘党とレアチーズケーキの日

今までひた隠しにしてきたが、私は無類の甘党である。恐らく身体の細胞の50%は糖分で構成されているので、地球上からサトウキビか消え去るようなことがあれば、私は間違いなく命を狙われるだろう。

何せ一時期はシュークリームを年間700個というハイペースで平らげていた。糖分を摂取すると心が落ち着くので、近所のファミリーマートでシュークリームを買ってから出勤するのが日課だった。

後日、某匿名掲示板でそのお店のスタッフが会話しており、私に「シュークリーム」という渾名が付けられていたことを知る。(実話)

そんな与太話はさておき、ここからが本題である。私は今日になって無性に糖分を摂取したくなった。

行きつけのケーキ屋に寄ることも考えたのだが、そのお店はカップル御用達なので1人で入るのは勇気がいる。そして私にはそんな勇気があるはずも無いので、仕方なく自分で作ることにした。

今回作るのはレアチーズケーキである。私はこれまでに何度かお菓子作りに挑戦してきたが、レアチーズケーキは非常に簡単な部類に入ると思う。包丁や火を使う必要も無いので、小さなお子さんをお持ちの方は一緒に作ってみては如何だろうか。

レシピはいつも通り、クックパッド先生の指示に従うことにする。私は密かにクックパッドの課金厨なので、ランキングでも何でも見放題である。

一口にレアチーズケーキと検索しても数え切れないほどのレシピが表示されるが、今回はオーソドックスな作り方で行こうと思う。

材料はクリームチーズとヨーグルト、生クリーム、牛乳、バターとお砂糖、ゼラチン、レモン汁ぐらいである。あとは土台用にビスケットを購入すれば準備は万端である。


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まずはヨーグルトから余計な水分を抜くために、ボウルにザルを重ねてキッチンペーパーを敷き、その上にヨーグルトを乗せる。ここに塩をひとつまみ振りかけると水が早く抜けるのだが、塩辛くならないように注意が必要である。ほんの少しだけで良いのだ。


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水が抜けるまでは1時間30分ほどかかるので、その間に他の作業を進める。まずゼラチンは水でふやかす。次に土台を作るわけだが、ここでようやく料理らしい工程に入る。

ビスケットをジップロックなどに詰め込み、粉々になるまで粉砕する。恐らく麺棒などの道具を駆使した方が簡単に終わるが、我が家にはそんな文明の機器は存在しないため、己の拳だけが頼りである。ビスケットが粉末状になるまでひたすら殴る。普通に殴ってもつまらないので、途中からはデンプシー・ロールで∞の軌道を描きながら粉砕した。狂人である。結局疲れたので、昔買ったファイナルファンタジー7ポーションの瓶をつかった。


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その後、ビスケットの入った袋に溶かしたバターと少量の牛乳を加え、よく馴染ませる。バターは割と容赦ない熱さだったりするので、素手で揉み揉みする時は注意が必要である。私は危うく火傷するところであった。

それが出来たら、ケーキの型の底に敷き詰める作業である。なるべく平になるように、コップの底を使って押し付けていく。後は冷蔵庫で冷やしておけば良い。

お次はメインとなるクリームチーズである。ボウルに取り出して電子レンジに突っ込み、様子を見ながら温めていく。全体的に柔らかくなってきたら取り出して、そこに大量の砂糖を投入する。今回は上白糖を60gほど使った。実際に量ってみると分かるが、60gは結構な量である。世の中のケーキはとんでもなく高カロリーな食べ物であると実感する。

しかし今更カロリーなど気にしても仕方ないので、今はクリームチーズと砂糖を混ぜる作業に専念したい。私は無印良品で購入したハンドミキサーを使った。


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砂糖がよく混ざったら、そこへ先程のヨーグルトと生クリーム、レモン汁を加えて再び混ぜる。私は爽やかな風味が好きなので、レモン汁は少しだけ多めに加えた。

更にゼラチンにも少量の生クリームを加え、電子レンジで沸騰寸前まで温める。荒熱を取ったら先程のヨーグルトに混ぜ合わせ、ザルを使って濾していく。それを先程の土台の上に流し込んだら、あとは再び冷蔵庫で冷やして完成である。

 

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今夜は1人でケーキパーティーである。ここのところ苦々しい想いを味わっていたので、大量の砂糖とバターで中和したいと思う。

そして柄にも無くたくさんの写真を撮ってしまったが、作るのに夢中で画質をまったく気にしていなかった。4枚目なんて酷い。指が思い切り写っている。そもそも何で縦向きなのだ。私には料理ブログが向いていないとハッキリ分かった。

写真は残念な結果に終わったが、問題はレアチーズケーキの味である。クックパッド先生の言うことに万事従ったので大丈夫のはずだが、もしも美味しくなかったら週末にケーキ屋を訪問しようと思う。カップルが居ないことを祈るばかりである。

 

※追記1

砂糖の量も然ることながら、バターの量も尋常じゃなかった。50gとは結構な大きさである。

 

※追記2

クックパッド先生は凄い。課金すると更に凄い。ちなみに昨夜の酒宴に出席したデザイナーの先輩は、「ぐるなび」の課金厨だったことが発覚した。まさか課金要素があったとは。 道理で美味しい店に詳しいはずである。