【57日目】酒宴と情熱の日

今宵は会社の先輩方と酒の席を楽しんだ。つい1年ほど前にエンジニアとして転職したばかりの私だが、こうした会合にも招いて頂けるのは有難い限りである。

今夜集まったのはエンジニア3人、デザイナー1人でいずれも男性である。私は男だけの集まりが嫌いではない。

周囲の客からすればむさ苦しい集団に見えたかも知れないが、男子というのはいつまで経っても少年の心を忘れないものなので、青臭い理想論を語り合って陶酔できる。変に大人ぶって格好つける必要も無いので、実に快適で楽しい時間を過ごせたと思う。

会社のこれからについて真剣に話し合い、面白いサービスのアイデアを出し合ったりして、気づけばあっという間に4時間が過ぎていた。先輩方の技術力には常日頃から感心しているが、何よりもその情熱やこだわりには胸を熱くさせられる。

ものをつくる人間として、こうした情熱はいつまでも大切にしたいと思った。時には到底叶えられないような野望も生まれるが、そもそも人間は不可能を可能にすることで生存競争を勝ち残ってきたのである。そんな先人達の血を受け継ぐ私たちが、夢を見なくてどうすると言うのか。

世界を一変させるようなサービスを生み出したいという情熱は、この仕事に携わる者なら誰しもが持っているはずだ。その想いをぶつけ合うことは恥ずかしいことでも何でもなく、むしろ誇るべき行動だろう。

今日は酒の力も相まって会話が弾んだが、普段の仕事中の会話についてもこうした本音を言い合えると良いと思う。自走組織と言うのはそこから生まれてくるものだ。

もしもこれから私たちと同じ道を歩もうかと悩んでいる方がいるならば、私は迷わずにその背中を押したいと思う。ものづくりは、誰がなんと言おうと面白い。

※追記1

しかしこの日記では技術的な話題が少ない。

※追記2

もちろん男だらけの会合なので、下衆な会話も多々あった。少なくとも今日の会合については女人禁制の内容だと思う。確実に。