ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【138日目】チョコミントと糖分摂取の日

ミント


このブログでも幾度となくお伝えしていることだが、私は無類の甘党である。大学時代はほぼ毎日「明治 ミルクチョコレート」を食べていたので、学内では「デスノートのLみたいな奴がいる」と噂される程だった。

その偏食ぶりは社会人になってからも一向に改善されず、チョコモナカジャンボやシュークリームを食べる日が続いていた。こんな食生活を続けていたら確実に太ると恐れていたのだが、予想に反して体重は増加の兆しを見せず、むしろ少しずつ減っていった。質量保存の法則を考えれば当然の話である。

しかし最近は上司から糖分の摂取を控えるように命じられているため、真っ当な食事を摂る日々が続いていた。出来合いのお惣菜やインスタントラーメンなど、決して健康的とは言えないメニューばかりだが、糖分の摂取量については間違いなく減っている。

その反動が出たのか、最近は夜中に甘いものを食べたくなることが多くなった。昨夜も食欲を忘れるために読書に没頭してみたが、その間もずっとロッテのチョコパイのことを考えていた。バニラクリームを挟んだ柔らかい生地に、満遍なく塗りたくられたチョコレート。

ちょうど乙一先生の『銃とチョコレート』を読んでいたこともあって、私の脳内は完全に甘いもので埋め尽くされていた。もはや依存症である。近所のまいばすけっとまで買い出しに行くべきか、100回以上は検討した気がする。

何とか他のことで気を紛らわせながら、私は深夜0時を迎えた。まいばすけっとの閉店時間である。ここまで来ればチョコパイを手段そのものが封じられるので、どんなに強力な衝動に駆られようとも諦めざるを得ない。私は自らの欲望に打ち勝ったのだ。

そして今日の昼休み。食事を購入するために訪れたセブン-イレブンで、私は無意識にシュークリームを2つ購入していた。欲望は消え去ったわけではなく、虎視眈々と機会を伺っていたのである。普段の私なら耐えられたかも知れないが、チョコミント味のシュークリームを発見してしまった以上、口にせずにはいられない。

私は食べた。上司が不在だったので、あらゆる制約から解き放たれた獣のように、シュークリームを食べ尽くした。久方ぶりの糖分は脳がとろける程に美味く、脳内には「幸福」の2文字だけが浮かぶ。地下帝国の初給料日に班長から奢ってもらったビールよりも感動した。

そう言えばデスノートのLが甘いものを好む理由も、数々の事件で味わった苦い思い出を中和するためらしい。人生に甘いものは欠かせないのである。

そんなわけで、セブン-イレブンの「ざくざく食感チョコミントシュー」はお勧めです。全国のチョコミン党の皆様、是非ともお召し上がり下さい。ステマじゃないです。

 

※追記1

完全に偏見だと思うのだが、チョコミン党は女性の支持率が圧倒的に高い気がする。自身の仮説の真偽を確かめるべく、職場の女性の先輩にも確認してみた。その結果、「私はチョコミント苦手です。偏見は良くないですよ」と優しく諭される。やはり偏見だった。

 

※追記2

ちなみに「チョコミン党」という言葉はセブン-イレブンが公式HPで掲載しているものであり、私の発案では無い。間違っても自分のネーミングセンスに酔いしれて多用している訳では無いので、そこだけご留意頂きたい。