ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【280日目】実機と騒音の日

実験のために会社で使われていなかったサーバーを1台お借りした。恥ずかしながら、私がサーバーの実機を弄るのは今回が初めてである。

普段はAWSの仮想サーバーばかり触っているので、「壊れたら作り直せば良いや」と気軽に考えていたが、実機となるとそうは行かない。なるべく慎重に作業を進めようと思う。

それにしても、このサーバーの駆動音は何とかならないものだろうか。普段のサーバールームでは全く気にならなかったが、静かなオフィス内で動してみると大変やかましい。

一刻も作業を終えて騒音から解放されたかったが、そんなに順調に作業が進む訳もなく、明日以降に持ち越しとなった。近々誰かに文句を言われそうで心配である。

しかし考えてみれば音は一種の「波」なので、逆相(位相差が180°)の波をぶつければ、相殺できるのでは無いだろうか。問題はその波を如何にして作り出すかだが、Amazonで検索してみると既に専用の商品が販売されていた。流石は天下のAmazonである。欲しいと思ったものは何でも揃う。

早速購入しようとカートに入れたが、ふと冷静になってみると何だか勿体ないような気もする。例えば私に超人的な発声能力が備わっていたとしたら、自分の口から音波を発生させれば済む話である。こんな簡単なことにお金を費やしても良いのだろうか。

結局私は購入を先送りにし、カラオケで音波を出す練習に励むことにした。都内のカラオケボックスでホーミーの練習をしているような不審者を見つけたら、それはきっと私である。通報しないで欲しいのである。

 

※追記1

ホーミーはアルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族に伝わるものの呼称である。私の友人は何故かホーミーを極めることに執心しており、カラオケでいつも不思議な音波を発していた。