ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【294日目】しくじり先生と反省の日

ここのところ新人教育やらWindows Serverの実験やらに追われていたが、今日は朝からシステム開発に専念できた。やはり黙々とキーボードを叩いている時間は幸せである。余計なことを考えずに目の前の課題に専念できる。

開発は順調に進んでいたが、動作確認のテストを始めたところで違和感を覚える。データベースに記録された時刻が、明日の3時過ぎを指しているのである。

ちょうど9時間の差があったので、最初はサーバーのタイムゾーンがおかしくなったのかと思った。しかし表示される時刻はJSTで現在時刻を指しており、特に異常は見当たらない。もしかしたらAWSで障害が起きているのではと疑ったが、上司に確認したところデータベースの設定を変更していたことが発覚する。完全に身内の犯行だった。

上司曰く、RDSの設定に不備があったように見えたので直したらしいが、結果として既存の設定のままで問題ないことが分かった。

復旧作業を終えた後、彼は「目に見えるものだけを信じるな」「正しいように思えることでも、本当に正しいとは限らない」など数々の名言を残したが、あれは自戒の意味を込めての発言だったのかも知れない。何だか「しくじり先生」の番組を観ている気分だった。

色々と慌ただしい1日になったが、非常事態が起きても殺伐とした空気にならないあたり、私は良い環境で働けていると思う。もちろん何事も起きずに平穏に過ごせることが最も望ましいのだが、何かが起きた時に相談できる相手が居ることはとても大切である。いつまでも優しい世界であってくれることを願う。

 

追記1

こういう記事を書いた翌日に限って、洒落にならないようなトラブルが発生する。所謂フラグが立っている状態である。ここのところ公私ともに充実した生活を送っているので、そろそろ「やつら」からの警告を受ける気がする。慎重に行動しなければならない。

 

追記2

「やつら」の詳細についてはこちらの記事をご覧下さい。

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【293日目】キング軒とカップ麺の日

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昨日、会社の先輩から「キング軒のカップ麺が発売される」という情報をご提供頂いた。このブログでも何度かご紹介しているが、私と上司はキング軒の大ファンである。汁なし担担麺がなければ生きていけない。大袈裟に聞こえるかも知れないが、これは事実である。

実際に2週間ほどキング軒に通わなかったところ、上司はギックリ腰と風邪を併発し、私は原因不明の胸痛に悩まされた。もはやキング軒は担担麺の領域を遥かに超えて、完全栄養食品に昇華しつつある。

とにかくそんなキング軒の汁なし担担麺が即席で食べられるとのことなので、私は先輩たちと一緒にLAWSONへと向かった。どうやらこの商品はLAWSONの限定販売らしく、家の近所にLAWSONが無い私は会社の近くで買い占めようかと本気で考えた。

とは言え、本家からあまりにかけ離れているようなら購入しても意味が無い。まずは様子見ということで、上司の分と合わせて2パックだけ購入する。先輩2人もそれぞれ1パック購入したが、在庫にはまだ余裕があった。キング軒のファンは多いはずだが、恐らくみんな慎重になっているのだろう。

オフィスに戻ると早速給湯室へと駆け込み、汁なし担担麺の調理が始まった。調理と言っても、その工程は他のインスタント食品と大差ない。蓋を開けてかやくを投入し、お湯を入れてから3分待ち、最後にお湯を捨ててタレを混ぜるだけである。


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残念ながら完成品の写真は(早く食べたくて)撮り損ねてしまったが、味付けはかなり本家に近いように感じた。麺の食感がやや物足りないような気もするが、200円という価格設定を考えれば許容できる範囲である。

旨みや辛味も申し分なく、キング軒特製ブレンドの「花椒」も良い仕事をしていた。 これは本家同様、かなりの人気商品になるのでは無いだろうか。

あまりにも人気が出すぎて買えなくなったら困るので、私は帰り際にもLAWSONに立ち寄り、ストック用に2つほど追加購入した。この時点でほぼ完売状態だったので、次の入荷がいつになるのか心配である。私が大病を患う前に入荷すると良いのだが。

 

※追記1

キング軒の坦々麺のように、唐辛子と花椒による味付けを「麻辣味」と呼ぶらしい。唐辛子の舌がヒリつくような辛さ「辣味」(ラーウェイ)と、花椒の舌が痺れるような辛さ「麻味」(マーウェイ)の2種類で構成される。詳しく知りたい方は『食戟のソーマ』をご覧下さい。

 

※追記2

死ぬ程どうでもいい情報だが、最近のマイブームは山椒である。風味がたまらなく好きで、どんな料理にも振りかけてしまう。ちなみに今夜はバニラアイスにも試してみようと目論んでいる。狂気の沙汰である。

【292日目】募金と波平さんの日

街中を歩いていると募金やセールスに捕まりやすい人が居る。私である。通勤中は誰とも会話したくないのだが、今朝もボランティアらしき外国人男性から「少シダケ募金シテ下サイ」と声をかけられてしまった。

ちょうど小銭が貯まっていたので少しばかり寄付したが、彼はその後で署名も求めてきた。個人情報の取り扱いに慎重な昨今、見知らぬ人に名前を明かすのは抵抗があったので、日曜夕方の某アニメキャラクターから名前を拝借する。書き終えたあとで「波平サン、アリガトゴザイマス!」と大声で叫ばれて赤っ恥をかくことに、この時の私はまだ気付いていなかった。

署名のボードには私以外にも多くの名前が記載されていたが、驚いたのはその横に記された寄付金の額である。1の後に0が3つ並んでいるぐらいならまだ想像出来たが、恐るべきことに0が5つも並んでいる人が居た。有名企業の社長か、はたまた皇族の方だろうか。そうでもなければ1の後に0が5つも並ぶような大金を気軽に渡せる訳がない。

どうにも気になって名前を拝見してみると、そこには「中川圭一」と記されていた。まさかの中川コンツェルンの登場である。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載が終了してからしばらく経つが、中川社長は相変わらず良い人のようだ。

この調子で、同じ名簿に『ちびまる子ちゃん』の花輪くんも署名してくれないだろうか。日曜夕方アニメ枠のキャラクターが集合したとあれば、募金を受け取る子どもたちも大いに喜んでくれるに違いない。

もちろん、中川社長や花輪くんと比較すると波平さんはごく一般的な印象を受けるが、磯野家は世田谷区に1坪240万円の土地を250平方メートルも保有しているので、総資産は1億4,000万円を超えると言う。庶民派を装ってはいるものの、私なんかが気軽に名を騙って良い存在では無かった。

 

※追記1

ちなみに波平さんの個人資産総額は1億4,157万3,000円らしい。うち不動産が89.4%で、金融資産が10.1%、耐久消費財0.4%、ゴルフ会員権など0.1%を占めるという。しかも彼は178cmという高身長である。まさに人生の勝ち組と呼ぶのに相応しい。こんちくしょうである。

【291日目】ジオウとApple Watchの日

仮面ライダーの新作と思われる画像が流出して話題を呼んでいる。ガシャポンゲームの「ブットバソウル」において予告映像が先行配信されてしまったらしく、全国の筐体が稼動停止に追い込まれているとか。仮面ライダーは新作の情報公開時期を厳密に管理しているイメージがあるので、「ブットバソウル」関係者は謝罪と対応に追われていることだろう。

今回の流出画像が本物だとすると、次回の仮面ライダーは『仮面ライダージオウ』である可能性が高くなった。ジオウというのは聞き慣れない単語だが、時計をモチーフにしたデザインなので「時の王」を意味する造語かも知れない。

現在放送中の『仮面ライダービルド』もなかなか好みのデザインだったが、ジオウのフェイスも個人的には好きである。目の部分に大きく「ライダー」と書かれている点は賛否が分かれそうだが、近年の仮面ライダーは所謂「ダサかっこいい」を好む風潮があるので、許容範囲である。

初期フォームはごく一般的な腕時計のようなデザインだが、物語が進むにつれてどのように強化されていくかも見所である。腕時計には有名なブランドが数多く存在するので、「仮面ライダージオウ OMEGAフォーム」や「仮面ライダージオウ ROLEXフォーム」といった具合に、シーンに応じた使い分けが求められるのかも知れない。まるでエリートサラリーマンのような仮面ライダーである。

腕時計の路線で言うなら、Apple Watchのようなウェアラブル端末も含まれる可能性がある。仮面ライダーの額にAppleのロゴが刻まれたら、亡きスティーブ・ジョブズはどう思うのだろう。

99%は使用許可が得られずに終わりそうだが、もし許可が降りたとしてもデザインの細部には厳しいチェックが入りそうだ。天才スティーブ・ジョブズが生み出す仮面ライダー。それはきっと凄まじくスタイリッシュな姿で、変身しながらスタバに入ることにも何ら違和感を感じさせないことだろう。

ちょうどもうすぐお盆なので、祖母が現世に帰ってきた時に「スティーブ・ジョブズという人に仮面ライダーのデザインをお願いしたい」と伝えようと思う。祖母は私のことを愛してくれていたので、きっと快く引き受けてくれるだろう。そして「あんた今何歳だったっけ?」と問い掛けてくるに違いない。お恥ずかしい限りである。

 

※追記1

ビジネスシーンでは靴や時計にお金を使うことが良しとされるが、個人的には全く共感できない。100万円の時計を買うぐらいなら自宅のパソコンやオーディオ機器に投資する。身だしなみを整えるのは確かに大切だとは思うが、ひきこもりにとって重要なのは快適なインターネット環境なのである。

【290日目】七夕と短冊の日

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今宵は七夕である。ちょうど週末ということもあり、窓の外から祭囃子が聴こえてきた。恐らく日本の各地で七夕祭りが開催されているのだろう。

さて、七夕と言えば短冊である。ちょうど先日、会社の近くのセブンイレブンにも笹と短冊が飾り付けられていたので、私も「上司のギックリ腰が早く治りますように」と願い事を書き残してきた。何とも心温まる話である。

今日も東武東上線に乗ろうとしたところ、池袋駅で七夕飾りを見つけたので、短冊の内容に目を通してみた。すると驚くべきことに、東上線ユーザーの願い事はかなりの確率で一致していた。その内容を写真でご覧頂こうと思う。


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お分かり頂けただろうか。そう、東武東上線は2008年に「死亡率」でNO.1に選ばれるなど、とにかく事故の多い電車なのである。私もこの数年間で何度事故に遭遇したか数えきれない。踏み切り内への侵入や信号機故障は日常茶飯事で、昨年か一昨年には脱線事故まで起きた。

こうした事態に対し、東上線ユーザーは大きな不満を抱いていることが分かる。写真は3枚しか撮らなかったが、この他にも遅延や事故に関する短冊は山ほど見つかった。果たして東武鉄道はこの結果をどう捉えるだろうか。

そして今日こそは七夕らしくロマンチックな記事を書こうと思ったのに、またしても血なまぐさい話になってしまった。上司のギックリ腰も重要だが、このブログの成長も一緒に願っておくべきだったかもしれない。来年は忘れずに短冊を飾ろうと思う。それまでこのブログが続いているかは疑問だが。

【289日目】本番とスポーツマンシップの日

昼過ぎから社内のプレゼンテーション大会に参加した。全社員の前に立って発表するので、私の緊張は最高潮である。込み上げる嘔吐感を必死に我慢したが、心理的には全身吐瀉物に塗れた状態でプレゼンに臨んだ。

今回の発表用資料はフリーフォーマットだったので、なるべく喋りたくない私としては大助かりである。画面切り替えとアニメーションを多用して何とか場を繋ごうとしたが、結果として凝りすぎてしまい時間が足りなくなる。やはり事前のリハーサルは大切だと思った。せっかく昨日まで時間のループに取り込まれていたのに、なぜ私はもっとリハーサルに参加しなかったのだろうか。全くもって阿呆である。

緊張のあまりに手が震え、その姿はまるで薬物中毒者だった。最終的な結果は大変喜ばしいものだったが、他の発表者のプレゼンテーションを見て、もっと上手く人と話せるようになりたいと思った。ひとまず9月にはラスベガスに行く権利を頂くことが出来たので、アメリカ人のオープンな性格に触れて、長年のコミュ障から脱却を図りたい。

とにかく今夜は帰って早急にシャワーを浴びて、(心理的に)吐瀉物まみれの身体を清めたいと思う。電車の中でも「ねぇ、あの人なんだか臭わない?」という声が聞こえた気がするので、もしかすると本当に嘔吐していた可能性もある。危ない危ない。

実際には吐いてなかったとしても、ここのところブログが汚い話題ばかりだったので、明日からは清らかな言葉を選んで書こうと思う。世間は七夕で盛り上がっているので、夢にあふれた短冊の願い事でもご紹介したい。乞うご期待である。

 

※追記1

プレゼンテーション大会の後の表彰で、社長から直々に握手して貰えた。これはもちろん嬉しかったのだが、同じブロックで戦ったライバルから「おめでとう」と言って貰えたことはもっと嬉しかった。私は基本的に勝負事を好まない温厚な性格だが、こうして互いに称え合うことが出来る社風は素晴らしいと思う。どことなくスポーツマンシップを感じる。ろくにスポーツをしない人間が言うのも信憑性に欠けるかも知れないが、とにかく私はこの会社の人たちが好きである。