ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【97日目】食戟とタッカルビの日

遠月茶寮料理學園をご存知だろうか。東京都内にある日本屈指の名門料理学校で、非常に厳しい少数精鋭教育を行なっていることで有名である。

そんな遠月学園伝統の料理対決に、「食戟(しょくげき)」と呼ばれる決闘が存在する。学園の生徒たちの間で争いが発生した場合、これに決着を付けるため執り行われるのである。詳細は週刊少年ジャンプで連載中の『食戟のソーマ』を参照されたし。

今日の私は不本意ながらこの食戟に参戦することとなった。対決のテーマは鶏肉で、勝者には世界各国・日本各地から美味しいものを集めた食のセレクトショップ「マイスタヴェルクフーズ」で好きなだけお買い物をする権利が与えられる。代金はもちろん、全額敗者持ちである。

普段はあまり料理をしない私だが、対決する以上は負けるわけにもいかない。AEONで大量の鶏肉を買い込むと、クックパッド先生の指示に従って手早く準備を始める。今回作るのは巷で人気の韓国料理・チーズタッカルビである。

なぜチーズタッカルビを選んだかと言うと、以前に韓国人の上司が作ってくれたタッカルビが非常に美味しかったからである。おまけに私の家の冷蔵庫には、その上司から頂いた本場のコチュジャンが眠っていた。これを使わない手はないだろう。

まずは鶏肉を本みりんと砂糖で浸け置きし、その間に野菜を細かく切り刻む。人参・さつまいも・キャベツを切り終えると、今度はコチュジャンとすりおろした生姜・にんにくを混ぜ合わせ、大量の唐辛子と醤油を加えて特製のタレを作った。

浸け置きしていた鶏肉を上記のタレに混ぜ合わせれば、調理工程の8割は完了したと言っても良いだろう。

あとはタジン鍋ゴマ油をひき、火が通りにくい野菜から下に敷き詰めて、その上に鶏肉を乗せて蒸し焼きにする。最後に真ん中に溶けるチーズの川を作れば完成である。


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肝心の味についてだが、やはり鶏肉を浸け置きする時間が短かったことと、野菜の量が少なかったことで多少物足りなさを感じた。

しかしながら食戟の結果は私に軍配が上がったので、来年は年明けから楽しい食生活を送れそうである。

 

※追記1

ちなみに後に発覚したことだが、上司から頂いたコチュジャンは賞味期限が3カ月ほど経過していた。