ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【18日目】AEONと食の誘惑の日

早くも三連休の中盤に差し掛かっている。昨夜はカラオケで徹夜してしまったので、目が覚めたら13時を回っていた。

これが通常の日曜日であれば、今頃私は後悔の念に苛まれていたことだろう。しかし繰り返すが今週は三連休である。誰かに咎められることもなく昼過ぎまで惰眠を貪ることで、私は一種のエクスタシーを感じていた。

しかしいつまでも布団の誘惑に甘えているわけにもいかないので、私は洗濯をしながら今日の計画を立てることにした。

やりたいことはいくらでもある。勉強、ゲーム、ブログのカスタマイズ……例を挙げればキリがない。しばし検討した結果、私はおもむろにチーズタッカルビを作ることに決めた。

 

何故急にチーズタッカルビなのか。それは単純に食べたくなったからである。本来であれば韓国文化の聖地・新大久保にでも出向きたいところだったが、私はふと冷静になって考えてみた。

この先の人生でチーズタッカルビを食べたくなった時、わざわざ新大久保まで足を伸ばすのは非常に面倒である。それならいっそ、作り方を覚えた方が良いのではないだろうか。

幸い、私の家には本場・韓国のコチュジャンが大量に蓄えられている。これを使えば本場の味を再現できるに違いない。

 

意を決した私は恋人を連れて近所のAEONに向かった。目的は夕食の材料を調達するためだが、気付くと何故かフードコートでラーメンを注文していた。食の誘惑に抗えないのが我々の最大の弱点である。果たして本気でチーズタッカルビを作る気があるのだろうか。

大量のもやしが乗ったラーメンを食べ終えて満腹になった私たちは、次にスターバックスコーヒーを訪れた。

もちろん今日の目的を忘れたわけではない。忘れたわけではないのだが、私たちの口内はラーメンの油によって完全に汚染されていた。より美味しくチーズタッカルビを食すためには、まず口内を綺麗に洗浄する必要があったのだ。 

キャラメルマキアートのトールサイズを飲み干すと、私のお腹は正直たぷたぷであった。しかし今さらチーズタッカルビを諦めるわけにもいかない。このままでは単なるAEONのフードコート巡りの日記になってしまう。そんなものを読んで誰が楽しいと言うのか。

時刻は既に18時を回っている。私は一応、恋人にも意見を求めることにした。果たして今夜チーズタッカルビを作るべきか、と。彼女はすかさず「今日はいいや」と答えた。私も本音を言えば同意見だった。彼女の英断に喝采を浴びせたい。

そういうわけで、私たちはチーズタッカルビをあっさり諦め、ワインとチーズと生ハムを買って帰ることにした。

今後AEONで買い物をする際は、フードコートには決して立ち寄らない。それが本日の教訓である。めくるめく食の誘惑に、私たちはあっけなく陥落してしまった。これからAEONでお買い物をされる方も、フードコートの誘惑にはくれぐれもご注意下さい。

 

※追記1

以前、上司が手作りのチーズタッカルビを振舞ってくれたことがある。信じられないほど美味くて、満腹にも関わらず箸が止まらなかった。

 

※追記2

学生の頃、暇なときはフードコートで時間を潰していたことを思い出した。特にイトーヨーカドーにある「ポッポ」の山盛りポテトには大変お世話になった。