ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【100日目】罰ゲームとメイド服の日

気付けばこのブログも100回目の投稿である。特別な思い入れがあったわけでは無いのだが、9月末から今日に至るまで休まず投稿してしまった。上司から「その情熱を仕事に活かせ」とお叱りを受けそうだが、私からすればこのブログは妄想の捌け口と言うか、思いついたことを書き殴っているだけなので、情熱も何も無いのである。

せっかく100回目を迎えたので、何か企画めいたことを書きたかったのだが、生憎私の日常は退屈極まりないものだった。なので今日もいつも通りに退屈な日常を皆に共有しようと思う。

冬季休暇の初日である今日は、友人と買い物に出掛けた。連休の初日から人と遊ぶなど、私からすると奇跡のような出来事である。

この友人は先日私と食戟を繰り広げた人物で、私の作ったチーズタッカルビに敗北を喫した張本人である。今日は罰ゲームを消化する目的で出掛けたのだが、遠出するのが億劫になって結局やめた。私も友人もフットワークが重かった。

何か別の罰ゲームにしようかと提案したところ、友人は私の部屋の掃除を申し出た。ちょうど年末の大掃除前だったので、なかなか有難い話である。

しかし友人は普通に掃除するだけではつまらないと言い、メイド服を着て掃除すると言い張った。メイドさんに部屋を掃除してもらうのは人生で初めてのことなので、さすがの私も期待に胸が高まる。

ただ一つだけ問題があるとすれば、友人が男であるということだった。誰がすき好んで男のメイド服を見たいと言うのか。これではどちらが罰ゲームだか分かったものではない。

私は頑なに彼を静止したが、どうしても罰ゲームを受けなければ気が済まないという。律儀といえば律儀だが、そこまでしてメイド服が着たいのだろうか。思えば学生時代は自宅でチャイナドレスを着ていたこともあった。彼は特殊な趣味の持ち主らしい。

私は彼を自宅に招くことすら恐ろしくなってきたので、結局お寿司を奢ってもらうことにした。人の金で食べるお寿司は格別の美味しさで、私は30皿ほど平らげた。回らないお寿司を満腹になるまで食べるのは初めての経験だった。

食後、彼はドン・キホーテに寄りたいと言い出したので、私もしぶしぶ同行することにした。彼は何故かコスプレコーナーから離れようとせず、私は身の危険を感じた。長い付き合いとは言え、人がどんな趣味を持っているかは分からないものである。

結局メイド服の購入は必死に阻止したが、彼の視線は最後までコスプレコーナーに釘付けだった。友人は来年で30歳になる。彼の中で何かが変わろうとしているのかも知れない。2018年の活躍に期待である。

 

※追記1

もしも年末ジャンボ宝くじの1等が当選したら、豪邸を購入してメイドさんを雇おうと思う。漫画やライトノベルに出てくるような美少女メイドはどうすれば見つかりますか。

 

※追記2

ちなみに友人は決して女性的な顔立ちをしている訳ではなく、顔判別アプリを使用したら99%男と断言されそうな顔である。しかし体毛はかなり薄いらしく、スカートを履いても問題ないと豪語していた。今年で1、2を争う知りたくない情報だった。