ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【130日目】悪魔合体とマーラ様の日

悪魔


『D✕2 真・女神転生リベレーション』で悪魔と交渉を重ねる日々が続いている。有料の高位召喚(ガチャ)を繰り返せば効率的にゲームを進められることは明白なのだが、女神転生シリーズの醍醐味は悪魔を合体させて強化することにある。いくら遠回りになろうとも、この工程を省くことだけは避けたいのである。

先日ストーリー第2章のボスに惨敗して以来、レベリングや烙印強化を繰り返す日々が続いていたが、気付けば私の仲魔たちはそれなりの強さになっていた。

第2章をクリアしてからは順調そのもので、第3章も難なく突破。現在は第4章の序盤だが、明らかに雑魚が強くなってきたので再びレベリングの日々が続きそうである。

それにしてもこのゲーム、どうしてここまでユーザーレビューが低いのだろうか。リリースから1週間ほど経過したが、現在も5点中の2.2点という惨憺たる有り様である。実際に遊んでみた身からすると、そこまで低評価がつくようなゲームでは無いと思うのだが。

確かに、ガチャのレア排出率に関しては厳しいと言わざると得ない。最高ランクの星5は0.5%、星4ですら5%で、残りの94.5%は星3(ハズレ)である。

しかしこのゲームでは捕食・転生・合体などを組み合わせることにより、低ランクの悪魔を星5クラスの強さに引き上げることも不可能ではない。途方もない労力は必要になるものの、定期的に開催されるイベントやアップデートで救済措置が図られている。

ストーリーの進行に応じた機能解放も豊富に用意されており、着実に成長している実感が得られる。一部の悪魔はガチャからしか手に入らないと言われていたが、こちらも次回以降のアップデートで改修されるそうなので、運営側の対応次第ではかなりの良作になると思っている。

そもそも女神転生と言えば開幕直後に即死系の呪文で全滅させられることもザラにあるので、この程度のマゾ要素は想定の範囲内なのである。

個人的に残念な点を挙げるとするならば、ストーリーや世界観がありきたりで、少しばかり抑揚に欠けるところだろうか。

そもそも『女神転生』の原作となった伝奇SF小説デジタル・デビル・ストーリー』は、1986年3月に発表されたにも関わらず、コンピュータから悪魔を呼び出すという画期的なコンセプトで話題を博した。今でこそコンピュータは身近な存在になっているが、当時の読者にとっては近未来的な舞台設定が魅力的だったに違いない。

今作ではスマートフォンから悪魔をダウンロードする設定になっているが、どうしても目新しさに欠けてしまう。キャラクターも現代風で万人受けする絵柄なので、歴代のファンからすると物足りないのかも知れない。

現在、ストーリーは第5章まで用意されているようだが、もしも今後アップデートが継続的に行われるのだとしたら、女神転生らしいサイドストーリーにも期待したい。残虐で、過激で、暗澹とした物語を望むユーザーも少なからず存在するのだ。

辛辣な意見も書き連ねてしまったが、総合的に見れば面白いアプリなので、少なくともストーリーをクリアするまでは続けてみたいと思う。ようやく星3の悪魔が出揃ってきたので、あとは地道に合体を繰り返すだけである。愛しのマーラ様を手に入れるその日まで、悪魔と交渉の日々が続きそうである。

 

※追記1

そんなことを書いている側から、ガチャで星5を引き当ててしまった。残念ながらあまり強いキャラクターでは無いものの、200分の1を9回で引き当てられたのは僥倖である。今後の確率の収束が怖い。

 

※追記2

マーラ様は女神転生シリーズの看板とも言える素敵な悪魔である。そのビジュアルは男性の煩悩そのものであり、とにかく立派の一言に尽きる。興味がある方は「マーラ様」で検索してみて欲しい。ただし女性にはお薦めしない。お薦めしない(大事なことなので2回言いました)。