ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【76日目】おるたなChannelと炒飯の日

昨夜YouTubeを観ていたら、知らない間に「おるたなChannel」の動画が繰り返し再生されていた。私はあまりYouTuberには詳しくないので「おるたなChannel」の動画を観るのは初めてだったのだが、これがなかなか面白かった。

特に気に入ったのが1週間かけて1つのことにチャレンジし続ける企画で、例えば炒飯やパスタ、寿司などの様々な料理を作り続け、どのぐらい上達したかを報告するという内容だった。

実は私も無類の炒飯好きなので、家庭で美味しい炒飯が作れないものかと日夜画策していた。そんな時にたまたま彼らの動画と出会い、炒飯作りの過程を見守ることになったのだ。

初めのうちは具材の大きさもまばらで、お世辞にも美味しそうとは思えない代物が誕生していた。しかし翌日にはそれらの欠点も改善され、米と卵を予め混ぜておいて下味もつけるなど、1日ごとに創意工夫が見られたのが非常に面白かった。

調理に臨むのは「おるたなChannel」のないとー氏で、相方の渋谷ジャパン氏は一貫してジャッジ役に徹していた。初めのうちは料理の出来映えについても酷評の嵐だったが、7日目の最終日となると見た目にも歴然の差があり、「お店で出てきても文句言わないレベル」と言わしめるまでに成長していた。

継続は力なりという言葉があるが、この企画はまさにそれを実感させてくれる内容だった。1週間かけて寿司を握る企画に至っては、画面越しでも明らかな成長が伺えたので、あまりの凄さに笑ってしまった。

この他にも人気漫画の『ワンピース』を1巻から最新巻まで読破するまで自宅に帰れない企画など、時間をかけて撮影に臨んだ動画が数多く存在した。傍から見るとYouTuberは楽しそうな職業だが、当然これらの企画が進行している間にも動画の編集・投稿は並行して行わなければならないので、なかなかの重労働に思える。

実際に、上記のワンピースを読破する企画では4日間ほど撮影現場に泊まり込んだ様子だった。体制を自由に変えられるとはいえ、読書とパソコン作業の繰り返しは眼球にも相当な負荷が掛かっていたようだ。最新巻まで読み終わる頃には、ないとー氏も完全に憔悴し切った様子だった。

しかしこれだけの全力を注げるからこそ、出来上がった動画も面白くなるのだろう。企画自体は某TV番組や海外YouTuberの影響が色濃く出ているので、一部の視聴者からは反感も買っているようだが、個人的に不快感は感じなかった。

そもそも、娯楽の充実した現代社会において全く新しい企画を生み出すことは困難だとすら思う。そこに自分たちなりの色を出し、今までと違う面白さを追求することも、立派な創作活動と言えるのでは無いだろうか。

何だか「おるたなChannel」の熱狂的ファンのように賞賛の言葉を書き連ねてしまったが、実際に結構面白かったのでお時間のある方はぜひご覧頂きたい。成長過程を目の当たりにすることで、自分も頑張ろうと思える。そんな魅力に溢れる動画だった。

 

※追記1

YouTuberと言えば、元SMAP草なぎ剛さんも最近は動画投稿に勤しんでいる。他の人気YouTuberとのコラボ企画もいくつか視聴したが、やはり草なぎさんのベストパートナーはユースケ・サンタマリアさんだと思う。

 

※追記2

そんなわけで今週末は自分も炒飯作りを極めて見たいと思う。味の素を使うのは良いヒントになった。餃子の王将の炒飯にも使われているという噂を聞いたので、早速試してみたい。