ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【141日目】制服とアルマーニの日

制服


昨夜はうっかり「エヴァンゲリオン」という人気コンテンツに触れてしまったので、ブログのアクセス数が恐ろしいほど伸びていた。今後もアクセスに伸び悩んだら人気アニメの話題を積極的に使っていきたい。私の辞書にプライドという言葉は無いのである。

それにしても、今日は朝から真面目に仕事をしていたので、何を書こうか悩んでしまう。昼食も摂らずに黙々と作業していたので、同僚と会話する機会も少なかった。ネタ切れのピンチ到来である。

頑張って上司との会話を思い出してみると、確か小学校の制服について話していた気がする。何でも都内の公立小学校では、今春から新しい制服を標準化することが決まったそうだ。

問題はその価格で、洗い替えのシャツまで一式を揃えると9万円になると言う。現在の制服は男子で1万7755円、女子で1万9277円とのことなので、夏服や洗替えの価格を加えると実に3倍以上の値上がりである。

何故ここまで高価なのかと言うと、主に制服のデザインに起因する。監修を手掛けたのはイタリアの高級ブランド「アルマーニ」で、周囲から批判も聞かず校長の独断で決定したらしい。

独身貴族の私には無縁の話だが、この小学校は以前の職場から間近の距離にあったので、何だか親御さんが気の毒になる。給食費の支払いすら厳しい家庭が増える中、こうした決定は如何なものだろうか。

ましてや小学生は衣類を汚して当然のお年頃なので、お母様方の気苦労は相当なものになるに違いない。「服が汚れるから外で遊ぶのは止めなさい」なんて声が聞こえてこなければ良いのだが。

ちなみに、このニュースは国外でも報じられているらしく、上司が閲覧していたのは韓国のニュースサイトだった。制服の在り方について疑問を投げかけることになった今回の問題、果たしてどのような形で決着するのだろうか。世界各国からも注目を浴びている。

しかし繰り返すようだが、私は子孫を残すつもりが更々ないので結局は他人事である。一般家庭の親御さんは気の毒に違いないが、子どもの目線から見れば高級ブランドの制服は誇らしく映るだろう。何事も頑なに否定し合うのではなく、全員が納得できる落とし所を探って欲しいものである。そして世の中の高級ブランドの服がもっとお求めやすい価格になってくれたら尚嬉しい。

 

※追記1

そう言えばこの間、探偵の師匠に怪しげな薬を貰った。「APTX4869(アポトキシン4869)」という有名な薬で、飲むと身体が縮んでしまうらしい。これを使えば小学生時代に戻れるかもしれない。アルマーニの制服を着るチャンスである。誰か幼くなった私を拾って欲しい。

 

※追記2

もしも小学生時代に戻ることが出来たとして、まともな学校生活が送れるだろうか。精神年齢的には問題ないが、今の子どもたちは所謂デジタルネイティブというやつで、私たちより遥かに高度な技術力を有しているかもしれない。AWSなんてお手の物で、ビッグデータやら機械学習やら小難しいことを学校で教わっている可能性もある。末恐ろしく、同時に羨ましい。