ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【93日目】宝くじと地球の日

今日は年末ジャンボ宝くじの販売最終日である。仕事の帰りにJR有楽町駅前の宝くじ売り場を覗いてみると、夢追人たちが行列を作っていた。
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日本人というのは不思議なもので、大勢の人が並んでいる光景を見ると「自分も並ばなければいけない」という強迫観念に駆られるらしい。

これは根っからの日本人である私も例外ではなく、誘われるように行列の最後尾に加わってしまった。どうせ当たるわけが無いと頭では理解しているのだが、「もしかしたら」という淡い期待感を拭い切ることができない。

並んでいる間は退屈だったので、1等の当選確率について調べてみた。近年では当選金額の増加と引き換えに確率が下がっているらしく、1枚で当たる確率は2,000万分の1らしい。生涯で雷に打たれる確率が1,000万分の1なので、途方もない確率に思えてくる。

しかし以前の日記でもお伝えしたように、私はかつて6,700万分の1を引き当てた実績があった。これは単純に考えて年末ジャンボの1等を3本当ててもおかしくない確率である。このヒキの良さを今回も発揮することが出来れば、億万長者も決して夢ではない。

それに考え方を変えてみると、2,000万分の1というのは良心的な確率にも思えてくる。例えば精子から見た自分が生まれてくる確率は3億分の1で、宝くじの当選確率とは比べ物にならない。

さらに地球が誕生する確率は更に途方もないもので、例えるなら小学校などにある25mプールに時計の部品を分解して投げ込み、それが水流だけで組立つ確率と同じらしい。

ただ漫然と過ごしている日々も、こうした奇跡のうえに成り立っていると思うと、かけがえのない瞬間に思えてくる。

せっかくなのでもう少し欲を出して、前後賞も含めた10億円が当たることを祈ってみようと思う。私は強欲なのである。

 

※追記1

10億円と書いたが、私は基本的にバラで購入するので前後賞が当選することは有り得ない。ただ100万円以上の高額当選を目指すなら、バラの方が圧倒的に確率が上がるらしい。

 

※追記2

宝くじ売り場のお姉さんが「当たりますように」と微笑みかけてくれる度に、心が温かくなる。宝くじが外れても自暴自棄になる人が少ないのは、きっとお姉さんの笑顔に癒されているからだろう。