【157日目】リアリティと蕁麻疹の日
今日は朝から秋葉原に行ってきた。ここ数年はあまり足を運んでいなかったのだが、今年に入ってからは頻繁に通うようになっている。昔の知り合いに見つからないことを祈るばかりである。
秋葉原と言えば萌え文化の聖地というイメージだが、ここ最近は池袋も似たような状態になりつつあるので、以前ほど新鮮味を感じなくなった気がする。メイドさんを見掛けても「街の風景の一部」として素直に受け入れてしまう。
かつての私は何故か3次元のメイドさんが苦手で、見掛けるだけで鳥肌が立ってしまう奇病を患っていた。当時はちょうど秋葉原に務めていたので、街を歩く度に肌が泡立ったのを覚えている。
思うに、街中で客引きをしているメイドさんには「リアリティ」が感じられないため、身体が拒絶反応を起こしたのでは無いだろうか。私の前世は英国紳士だったので、短いスカートのメイドさんたちが客引きをしていると非常に違和感を覚えるのである。個人的には椿屋珈琲店の制服のような、落ち着いたデザインの衣装の方が好ましい。
そう言えば我が家の押し入れにもメイド服が1着だけ置かれているのだが、これは一体誰が忘れていったものなのだろうか。心当たりのある方は早急に回収して頂きたいのである。彼女の居ない独身男性の部屋にメイド服が置かれていると、社会的に色々とまずい気がするので。
※追記1
今夜は帰りが遅くなったので記事を更新する時間が無かった。そして衝撃的な事実なのだが、秋葉原から戻って間もなくして両腕に蕁麻疹のような症状が現れた。世にも奇妙な「3次元メイドさんアレルギー」、再発。むしろ悪化。