ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【134日目】事故騒動と誤字脱字の日

メール


今日は上司がちょっとした事故を起こした。詳細を記載することは控えるが、生きていれば誰しも一度は起こし得るような、本当に些細なミスである。

今日から新しい一カ月が始まるということで、上司は朝から張り切って出掛けたらしい。しかし会社について早々、彼は重大なミスに気付いて蜻蛉返りすることになった。一昨日の記事でもお伝えしたように、私と上司は常に「やつら」から監視されているため、気分が高揚すると手痛い制裁を食らうのである。

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幸い、このミス自体は大事に至ることは無かったのだが、問題はその後に起きた一連の騒動である。程なくして上司から報告のメールが送られて来たのだが、その冒頭には「お騒ぎしましだ」という謎のメッセージが刻まれていた。

恐らく慌ててメールを書いたので、「お騒がせしました」という言葉が出てこなかったのだろう。それは職場の誰もが予測し得たことなのだが、我々は爆笑の渦に包まれた。

仮に「お騒ぎしました」という間違いだけだったとしても、「どうして彼は1人でお騒ぎしているのか?」という疑問を抱くし、極めつけに文末の「しましだ」である。まるでゴブリンやオークの喋り方を彷彿とさせる口振りに、我々は失笑を禁じえなかった。

もちろんこれは単純な言い間違えなのであって、上司を貶めるつもりは毛頭ない。むしろ韓国出身でありながら、日本語と英語も堪能なのだから尊敬に値する。今回の件は、本当に単純な書き間違えなのだ。普段の会話においても、彼はいつも流暢な日本語で接してくれる。

ただ一つだけ気にかかるのが、いつまで経っても「モーダル」という単語を書けないことだ。口頭で述べる時はちゃんと「モーダル」と言えているのだが、仕様書を確認すると99.89%ぐらいの確率で「モダール」になっている。この1年間の間にも何度か指摘してきたのだが、今日もまた新たな「モダール」の記述を発見してしまった。

これ以上間違いを指摘するのは気まずいのだが、上司からは「日本語で変なところがあったら指摘して欲しい」と仰せつかっているので、心を鬼にして臨もうと思う。教育の難しさを改めて実感した1日でしだ。

 

※追記1

上司の事故騒動が落ち着いてから、社長が妙に楽しそうな表情で私たちの部署へやってきた。そして室長の顔を見るなり、「部下の失態は上司の失態だから、4月に一発芸でも披露して貰おうかな」と不穏な一言を残していった。きっと室長は激しく抵抗すると思ったのだが、意外なことに素直に承諾してしまう。過去にも似たようなことがあったのだろうか。連帯責任とは恐ろしいものである。