ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【177日目】花粉症と食事療法の日

春が近付くに連れて、多くの人を悩ませるのが「花粉症」である。私の両親を始め、職場の上司や友人たちは毎年辛そうにしている。

私は未だに花粉症の症状を味わったことが無いのだが、周囲が苦しんでいるのに平然としているのも申し訳ない気がしてしまい、何か出来ることが無いか調べてみた。

製薬会社のホームページを始め、ネット上で花粉症に関する文献を読み漁ること15分。今まで知らなかった新事実が次々と明らかになり、私は花粉症の奥深さを実感する。

そもそも花粉症は体内に抗体が作られることで症状が発症するので、人間以外の動物たちも発症するケースが多いらしい。このあたりの話はペットを飼っている方はご存知かも知れないが、そもそも抗体を持たない昆虫は花粉症にならないそうだ。

さらに実用的な情報で言うと、眼鏡をかけるだけで花粉の影響を1/3程度に抑えることが出来るとのこと。普通の眼鏡でも効果的だが、花粉症対策用の眼鏡であれば更に効果が見込めるようである。私の上司はここ最近眼鏡をかけていなかったので、来週からは眼鏡の着用を勧めてみようと思う。

ちなみに上司には弟さんが居らっしゃるのだが、ロート製薬さんの調査によると長男・長女は花粉症を発症しやすくなるらしい。何でも上の子から感染症がうつり身体が強くなるため、第2子からはアレルギー体質になりにくいのだとか。所謂『衛生仮説』に近しい結果である。

流石に今から兄弟の順序を入れ替えるわけにも行かないので、私は更に他の対策を探った。最も手軽に試せそうなのは、やはり食生活の改善である。

花粉症には青魚を始め、お茶や柑橘類、乳酸菌を含む食品が効果的らしい。そのためヨーグルト・ぬか漬け・味噌・醤油などを取り入れると、症状を緩和できるかも知れない。

言われてみると、私は普段から不健康な食生活を送っているが、お茶やヨーグルトはほとんど欠かさず口にしている。味付けにも醤油を多用しているので、気付かぬうちに花粉症対策を行っていたようである。

逆にトマトやほうれん草・なす・タケノコなどは鼻炎症状を引き起こすヒスタミンを多く含んでいるため、大量の摂取は控えた方が良いらしい。私はトマトが大の苦手なので、こちらも対策は万全である。何でもスギ花粉症の方が生のトマトを食べるとアナフィラキシーショックを起こすこともあるそうなので、くれぐれもご注意願いたい。

そして食事関連でもう1つ驚いたのだが、最近ではスギ花粉の抗体を配合した「スギ花粉米」なるお米が存在するらしい。既に臨床試験も行われたそうで、その効果にはかなり期待が持てるようだ。

ただし遺伝子組み換え食品であることや、厚生労働省から医薬品として扱うべきでは無いかと指摘を受けているようで、実用化には至っていない。

もしもこの「スギ花粉米」が手軽に購入できるようになったら、身近な上司に食べさせて実け……治療を行いたいと思う。

 

※追記1

花粉症のまとめ記事のようになってしまったが、恐らくここに書かれているような内容は花粉症界における常識なのだろう。

花粉症は人類どころか、多くの生物の敵である。人間たちはくだらない争いを止めて、花粉症という強大な病に立ち向かった方が良いのでは無いだろうか。私が発症する前に。

 

※追記2

韓国は日本ほど杉の木が植えられて居ないため、花粉症になる人は少ないようだ。しかし代わりに黄砂やPM2.5に悩まされる羽目になるので、どちらが快適かは一概に言えない。