ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【180日目】荒野行動とドッジボールの日

何か面白いアプリは無いものかと、Google Play ストアを徘徊する日々が続いている。久しぶりに本格的なMMORPGで遊びたい気分なのだが、候補作が多過ぎて絞り込めない。ひとまず『CARAVAN STORIES』あたりから手をつければ良いのだろうか。

最近話題の『荒野行動』もインストールしてみた。開発元が中国らしいのだが、日本語の翻訳がユニーク過ぎて未だに全貌を把握しきれない。衣装の買い方も分からないので、私の分身は未だにシャツとパンツだけである。果たして彼は生き残る覚悟があるのだろうか。

もちろん戦闘中は市街地で武器や防具を入手することが出来るのだが、私は基本的にFPSやTPSが苦手なので、終盤までひたすら逃げ回っている。少しでも銃声が聞こえれば即座にその場を離脱し、安全そうな草むらの中で息を殺す。漁夫の利を狙うようで姑息な戦法と思われるかも知れないが、まずは生き延びることが重要なのである。

最初は100人前後だった参加者も、時間が経つにつれて次第に数が減っていく。私はその間もひたすら草むらで寝そべっているだけである。恐らくゲーム実況には限りなく向いていない。

今日も残り10人になるまで生き残ることが出来たが、草むらで寝そべっているところを車に轢かれて呆気なく死亡した。最後の2人まで残ったら戦闘に参加するつもりだったので、誠に残念な結果である。

しかし仮に戦闘に参加したところで、私に勝機は無かったと思う。他のプレイヤーがショットガンやアサルトライフルを構えて闊歩する中、私の武器はレンガだけである。

どれだけプレイングスキルに優れていても、打撃武器だけでは手の出し用が無い。きっとこのレンガは、私の墓石になるべく与えられたに違いなかった。

そんなわけで、私は概ね上位10%まで生き残っているが、未だに他のプレイヤーを殺めたことがない。まるで幼少の頃に遊んだドッジボールのようである。あの時も私は最後まで内野に残り、倒れていった仲間たちから声援を浴びていた。

しかし私は運動能力が低いので、そこから逆転することは不可能に近かった。自分でもそれは理解していたので、私はプライドを捨てて「Killing me softly! Killing me softly!」と懇願したものである。痛い思いをすることだけは絶対に避けたかった。

そんな悲痛な想いが伝わったのか、相手チームの男の子は私のお尻を目掛けて優しくボールを投げてくれた。私はそのボールをすかさず奪い取り、油断した相手の顔面を目掛けて全力でボールを投げたりした。最低な子供である。

当然ながら敵陣からは顰蹙の嵐で、味方からも冷ややかな視線で睨まれた。しかし当時の私は強かったので、どんなに罵詈雑言を受けようと平然としていた。鋼のハングリー精神である。

もしかすると、今の私にはそういった冷徹さが足りていないのかも知れない。明日からはしっかりと勝利できるように、更に姑息で卑怯な戦法を編み出していきたい。

 

※追記1

本当は『アヴァベルオンライン』も気になっていたのだが、レビューが大荒れだったので原因を調べてみた。どうやら先日のアップデートで「露店」と呼ばれる人気システムが廃止されてしまったらしい。果たしてここからユーザーの信頼は取り戻せるのだろうか。

 

※追記2

『CARAVAN STORIES』はとにかくグラフィックが美しい。加えてキャラクターも可愛らしいデザインなので、私の荒んだ心も癒されそうである。