【182日目】Skypeと顔出しNGの日

相変わらず風邪で寝込んでいる。食事のために何度か起きてはいるのだが、一向に回復の兆しが見られないため、そろそろ焦りを感じてきた。私の身体はどこまで貧弱になれば気が済むのだろうか。

起きている間は『どんどん橋、落ちた』を読んだり『CARAVAN STORIES』で遊んだりしたが、細かい文字を読んでいると頭が痛くなってきたので、結局長くは続かなかった。そのため、『どんどん橋、落ちた』の書評と推理については週末にゆっくり書こうかと思う。

しかしそうなると今日の記事に書くことが無くなってしまう。時刻は21時を周り、何を書くべきか考えあぐねていると、前の会社の先輩からLINEが届いた。何やらSkypeでビデオ通話の実験がしたいらしい。

普段の私だったら協力費としてブラックジャック並の高額報酬を請求するところだが、今日はちょうどネタに困っていたので、無償で引き受けることにした。先輩はユニークで肥満体な方なので、会話を続けていれば自然と面白い話が飛び出るに違いなかった。

急いでアカウントを作成し、先輩とIDを交換する。Skypeのアプリを起動するのは数年ぶりなので、UIの変更に戸惑ったのは言うまでもない。たどたどしい手付きでコンタクトに追加すると、先輩からビデオ通話の着信が入った。

私は反射的に通話ボタンを押そうとしたが、その瞬間にふと冷静になる。よくよく考えてみると、私は朝から風邪で寝込んでいたので人前に出られる姿では無かった。

仕方なく、私は部屋にあったモノクマとモノミのぬいぐるみを引き寄せ、代理で出演させることにした。頑張って声も似せてみようとしたが、大山のぶ代さんと貴家堂子さんの声は特徴があり過ぎて、私には到底不可能だった。きっと先輩のSkypeには、可愛らしい2匹のぬいぐるみと風邪気味の中年男性のような野太い声が響き渡ったに違いない。

ちなみに実験の結果、先輩のパソコンの内蔵カメラが正常に動作せず、ビデオ通話は不可能であることが判明した。色々設定を変えているようなので、明日以降に改めて協力を依頼されるかも知れない。

今回は急な話だったのでぬいぐるみを起用したが、明日以降は何か卑猥な画像でも表示して、妻帯者である先輩を慌てさせてみようと思う。久々のドッキリ企画に胸が高鳴る。

※追記1

『CARAVAN STORIES』は相当に面白いゲームの予感がする。触り始めて数時間程度だが、程々のネットゲーム感が心地良い。グラフィックやBGMも申し分なく、丁寧な作り込みが好印象である。欲を言えば、ロード時間がもう少し短縮されると嬉しい。

※追記2

先日、副業用のChatWorkアカウントを作成したばかりだが、今日もSkypeで新しいアカウントを作ってしまった。この調子でアカウントが増え続ければ、私は「1000のアカウントを操る男」として匿名掲示板で噂されることになるだろう。早めにシングルサインオン（SSO）の導入を検討したい。