ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【206日目】執行人とサスペンスの日

先日予告した通り、『名探偵コナン ゼロの執行人』を観てきた。公開初日から映画館に足を運んだのは久々である。

本作品は劇場版コナンの最新作なのだが、原作で大人気の安室透を主軸に据えたこともあって、劇場内はほぼ満席という状況だった。大人や女性のファンも多く、『名探偵コナン』という作品が幅広い世代から支持されていることが窺える。

映画の内容についての詳細は控えるが、個人的にはとても面白かった。「今回のコナンは大人向け」というレビューも多く見られるが、確かにミステリーというよりはサスペンスに近いかも知れない。

トリック自体は単純なものなので、勘の良い方ならばすぐに真相を見抜くことが出来るだろう。それでも終始楽しんで見られるのは、この作品におけるテーマがしっかりと定まっているからだと思う。

福山雅治さんの主題歌でも語られているが、真実が1つであるのに対して、正義は人の数だけ存在する。警視庁や検察庁、そして探偵という様々な立場から「正義とは何か?」というテーマを追求しているので、終始考えさせられる作品だった。

黒の組織についてはほとんど触れられることは無かったが、ある人物が不穏な発言を残した点だけ気にかかった。彼は安室透がバーボンであるという事実を知っているのだろうか?

私はしばらく原作を見ていないので、もしもコナンフリークの方で本作品を視聴された方は、私に色々教えて下さい。

まだ未視聴の方は、ゴールデンウィークに足を運んでみることをお薦めする。相変わらず派手過ぎるアクションも満載なので、お子様連れのご夫婦も楽しめること間違いなしである。

ちなみに劇場ではコナンの秘密道具である「キック力増強シューズ」も販売されていた。売上の一部は阿笠博士に寄付されるのだろうか。


f:id:agoraphobic:20180414192334j:image