【214日目】桃太郎電鉄と公式見解の日
『桃太郎電鉄』というゲームをご存知だろうか。1988年12月2日にハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売された、ファミリーコンピュータ用ボードゲームである。
本日の昼下がり、この『桃太郎電鉄』を巡って論争が巻き起こった。即ち、このタイトルを「桃鉄」と略すか、「桃電」と略すかである。私は幼少の頃から「桃鉄」の派閥だったので、世の中に「桃電」という略称が存在していたことすら知らなかった。
しかし言われてみると、何故「電鉄」の2文字目である「鉄」を略称に含めているのか不思議である。そこで調べてみたところ、確かに「ももでん」という略称は存在していた。
ただし漢字が異なっており、「桃伝」の方が一般的なようである。これは1987年に発売されたRPG『桃太郎伝説』を指しており、その略称と区別するために「桃鉄」が用いられるようになったと言う。
確かに『桃太郎電鉄』第1作のカートリッジには、大きく「桃鉄」と描かれていた。現在の公式ホームページにも「桃鉄って?」という解説ページが存在するので、こちらが正式な略称とみて間違いないだろう。不毛な争いを終わらせることが出来て一安心である。
そう言えば、私の親戚はかつて『ファイナルファンタジー』を「ファイファン」と略していたが、彼は未だにこの略称を用いているのだろうか。「FF」派閥から村八分にされていないか心配である。
※追記1
かつてAUGUSTから『月は東に日は西に』というアドベンチャーゲームが発売された。俗に言うエロゲーなのだが、この略称は「はにはに」と言うらしい。『僕は友達が少ない』を「はがない」と略すのに通じる部分がある。こうした変則パターンはちゃんと普及するのだろうか。
※追記2
『桃太郎電鉄』を最後に遊んだのはSFCが最後だったと思う。久しぶりにプレイ動画を見てみたら、ボンビーこと貧乏神の種類が増えていて驚いた。これだけの貧乏神が蔓延ってしまっては、今後の日本経済が心配である。