ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【220日目】バーベキューと腰痛の日

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今日から楽しい3連休の始まりである。本来なら5月1日から2日は平日になるのだが、あろうことか私は有給休暇を取得してしまった。そのため冒頭の「3連休の始まり」というのは世間一般の話で、私個人としては9連休の始まりである。

初日である今日は会社の仲間とバーベキューをしたのだが、私は昨日から腰を痛めていた。洗面所で屈んだ時に激痛が走り、これはもしや「ぎっくり腰」なのでは無いかと不安になる。

幸い、少し休んでいたら痛みが引いたのだが、今朝になっても多少の違和感が残っていた。本来ならば家で安静にすべきところだが、当日に約束を反故するのは社会人として恥ずべき行為なので、何とかバーベキューの会場まで辿り着く。

万が一緊急の仕事が入った場合でも対応できるようにパソコンを持参したのだが、これが良くなかった。地球の重力に引っ張られたパソコンは私の腰にも着実にダメージを与え、僅か3時間の間で無視できないレベルの痛みになってしまった。

数々の料理を目前に退散することは気が引けたが、これから始まる9連休のことを考えると体調にも万全を期す必要がある。上司たちの帰宅に合わせて、私もお暇させて頂くことにした。

ちなみに今回のバーベキューは都内の木場公園で開催されたのだが、私たち以外にもたくさんの人で賑わっていた。世代的には大学生ぐらいの若者が多かった気がするが、彼らのバーベキューは何だかぎこちないというか、友達同士で気を遣い合っているように見えた。

恐らくは今年の4月に入学したばかりの集団なのだろう。大学生活で初めてのゴールデンウィークを満喫すべく、入念に計画を練ったに違いない。

「あ、あのさ!ゴールデンウィークに皆でどこかに行かない?(精一杯の勇気)」

「い、行きたい行きたーい!バーベキューとかどうかな?(精一杯の勇気)」

「あ!じゃ、じゃあ他にも誰か声を掛けてみるね!(精一杯の勇気)」

きっとこんな調子では無いだろうか。ひきこもりで人間不信の私からすると、知り合って間もない者同士でバーベキューに赴くなど、自殺にも等しい行為である。気心の知れた仲間ならまだしも、入学から1カ月足らずの間柄では互いに心理的な距離感を推し量っている時期だろう。

しかも大学は今までの学校生活とライフサイクルも大きく異なるため、「過緊張」と呼ばれる状態にも陥りやすい。そんな中で他人にまで気を遣っていたら、信じられない程に疲労感が蓄積されていく。

実際、私が会場で見掛けた若者の集団も目に見えて疲れており、皆が無言で肉が焼ける様子を見つめていた。連休の初日からリア充らしいイベントを開催するのも結構だが、ゴールデンウィークは時期尚早だと思う。

大学生の本分はあくまで勉強であり、数々のレポートやテストに協力して立ち向かってこそ、本当の友情が育まれるのでは無いだろうか。世間では「ぼっち」になることを「恥ずかしい」とされているが、そんなに恐れなくても本当の友達は自ずと出来る。(私が言っても説得力に欠けるが)

周囲の目線など気にせず、ありのままの姿で付き合ってみては如何だろうか。

 

※追記1

今日はベルトを忘れたまま出掛けたので、帰り道でズボンがずり落ちるハプニングあった。更に途中で右足の靴底が剥がれ落ちてしまい、あられもない姿で帰路につく羽目になったが、私は一向に慌てなかった。周囲の目線を気にしなければ、どんなにみすぼらしい格好になっても大丈夫なのである。

 

※追記2

バーベキューでは牛タンやカルビ、旬の野菜、魚介類などをご馳走になった。どれも舌が蕩ける程に美味しく、短い時間ではあったが十分に料理を堪能させて頂いた。

唯一心残りなのは、後片付けをお手伝い出来なかったことである。事前の準備段階でも非力過ぎてワインのコルクが抜けなかったり、完全な足手まといだった。非リア充が突然バーベキューに参加するとこうした状況に陥りかねないので、事前にリハーサルしておくことをお薦めする。