【254日目】甘海老と山葵の日

今日は会社でちょっとしたパーティーがあり、お寿司をご馳走になった。私は数カ月前からお寿司を口にしていなかったので、久々の邂逅に胸が高鳴る。一生この会社に付いて行こうと思った。

宅配のお寿司ということで期待していない参加者も多かったようだが、今回注文したのは「銀のさら」である。美味しくない訳が無い。乾杯の合図と同時に、私は寿司を貪り食った。

前半は色艶の良い甘海老から攻略を開始し、中盤は全体のバランスを鑑みて多めに残っていた甘海老を攻める。そして後半は食べ切れずに残されてしまった甘海老を回収し、思う存分に甘海老を堪能した。

このように書くと私が甘海老に異常な執着を持つようだが、実際は甘海老よりもサーモンやえんがわが好きである。それでもひたすらに食べ続けたのは、どういう訳かやたらと甘海老が多かったからだ。銀のさらの美味しいお寿司と言えど、同じネタを食べ続けると流石に飽きてくる。

気分転換に鉄火巻と大量の山葵を摂取したのだが、想像を絶する刺激に思わず涙してしまった。最近は辛いものに耐性が出来たと自負していたが、完全なる自惚れだったと思い知る。次にお寿司を食べる時に備えて、更に舌を鍛えておきたい。

※追記1

山葵と言えば静岡県の名産品だが、現地には「山葵鍋」なる食べ物があるらしい。恐怖。