ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【282日目】アジアンランチとパクチーの日

会社の近所でアジア料理の移動販売を行っているので、月に何度か利用している。そのメニューは実にバラエティ豊かで、タイ・ベトナムラオスミャンマーインドネシアパキスタンバングラディッシュブータン・インド・中国・韓国・イランなどの料理の中から、日替わりでお惣菜が用意される。

早い時間帯ならお惣菜を自由に選べるのだが、13時を過ぎると人気のお惣菜が売り切れてしまうことが多い。その代わりに、お弁当の価格が50円引きになるサービスも行っているので、私は13時を少し過ぎる頃に訪れるようにしている。

今日もちょうど昼休みの時間が重なったので、気まぐれに立ち寄ってみた。やはりお惣菜は半分近く売り切れていたが、その分料金を安くして貰えた。

さらに普段はお惣菜を3種類しか選べないのだが、僅かに残っているものをサービスで詰め込んでくれたので、ボリューム満点である。販売員のお兄さんは申し訳なさそうにしていたが、こちらとしては感謝の気持ちしか無い。例えお惣菜を選べたところで、異国の料理については詳しくないからだ。心做しか、ごはんの量も普段より多かった気がする。

ここまでは彼の厚意に甘える一方だったが、最後に「パクチーも大盛りにしておきますか?」と問われて、私はすかさず「No!」と答える。決して食べられない訳では無いのだが、パクチーの独特な風味は少し苦手である。彼はとても残念そうな顔をしていたので、もしかすると「パクチーの魅力を広める協会」の会員なのかも知れない。危ないところだった。

そう言えば、私の上司はパクチーが大の苦手だったので、今度お弁当を買う時は上司の分も一緒に購入してあげようと思う。これは決して嫌がらせなどではなく、パクチー嫌いを克服させようという私なりの愛である。果たして彼はどんなリアクションをするか、今から楽しみである。

 

※追記1

多国籍料理が人気のアジアンランチだが、比較的タイ料理のメニューが多いように思える。いつか本場のトムヤムクンの味を再現してくれないだろうか。カップヌードルトムヤムクン味を食べて以来、私はトムヤムクンの魅力に取り憑かれてしまっている。来世はトムヤムクンになりたい。