【55日目】落胆と卑屈の日
今日は悲しいことがあった。
この世に生まれ落ちてそこそこの月日が経つが、今日の出来事は生涯で最も悲しい部類に入ると思う。私の絹ごしお豆腐メンタルは爆散寸前である。
あくまで私的な事情なので詳細を書くことは控えるが、明日から何を楽しみに生きれば良いのだろうか。
ひとまず今日は帰って眠ろうと思う。人生というのは本当に無慈悲で残酷なものである。
「ま、俺的にはさ、人間なんてさっさと滅んじゃえばいいのにって思うわけだよ。もうピークは過ぎたってかさ、要するにオワコンってやつだと思うんだよ、君達は。かつての傑作を超える芸術や文学すら生み出せないし、俺ももう飽きちゃったよ」
『VANILLA FICTION』の太宰治が告げた言葉だ。本当にオワコンならさっさと終わって欲しいものである。
週末は気晴らしに映画でも観てこよう。この長すぎる人生から、きっちり2時間を奪い取ってくれるだろう。
※追記1
まるで精神を病んだ高校生が書いたような記事である。実際悲しいのだが、あまりに突然の出来事で実感が湧かないのが本音である。
※追記2
負のオーラは周囲にも不快な想いを伝播させるので、明日からはいつもの調子に戻そうと思う。しかし私は元来根暗で卑屈な人間なので、こちらの方が本性に近い。近頃は毎日が楽しくて、ついつい真っ当な人間の仲間入りを果たせたのだと勘違いしてしまった。反省。