ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【82日目】インタビューとのび太の日

今日は会社にTV局の取材が入った。私の勤めている会社は「社員の働きやすさ」を重視しており、以前にお伝えしたリモートワークを始め、ユニークな制度が整っている。

今回はそういった会社の取り組みが注目されたようで、実際に現場の社員がどのように制度を活用しているかのインタビューだったらしい。

柔軟な働き方が世の中に普及するのは非常に喜ばしいことだが、問題は誰がインタビューに答えるかである。基本的にエンジニアは人前に出ることを好まない(……と勝手に解釈している)。なので当然、私の部署でも「誰か手を挙げてくれ」という暗黙の応酬が繰り広げられていた。

そして今朝、出社すると早速インタビューが始まっていた。最初のターゲットに選ばれたのはデザイナーのお兄さんである。彼はチャーミングな髭と眼鏡を携えたナイスガイで、如何にもTV映えしそうな風貌だった。見事な人選と言う他ない。

次のターゲットは私の部署の室長で、全く緊張する様子もなく淡々とインタビューに回答していた。流石である。かのラスベガスに出張した際も臆することなく豪遊していたそうなので、肝が据わっている。

その次は私の尊敬するイケメンの先輩エンジニアが抜擢された。彼の席は私の斜め後ろに位置しているので、どうしても会話の内容が気になってしまう。ただ一方的に盗み聞きするのは悪趣味な気がしたので、脳内で会話に参加することにした。もしTV放送時に時折妙な声が聞こえたら、それはきっと私の思念が漏れ出たものである。

ちなみに、インタビューの終了後に件の先輩と話す時間があった。「コロマルさんが出ればブログのネタになって良かったんじゃないですか?」というお言葉を頂いたが、私の醜い顔面が晒されればBPOから厳しい指摘が入ることは間違いないので、映らなくて良かったと思う。

加えて言うと、今日の私は丸眼鏡と黄色いセーター、青のジーンズと、完全に「野比のび太」くんのカラーリングと一致していた。『ドラえもん』はテレビ朝日の系列なので、もしも今日のインタビューに出ていたら一悶着あったかも知れない。危ないところだった。

 

※追記1

以前にもTVの取材が入ったことがある。しかしその時はうっかりしていて、放送日に録画するのを忘れてしまった。なので今回は予め最高画質で録画予約済みである。

 

※追記2

イケメンの先輩エンジニアと最近読んだ本の話もした。好きなジャンルが近そうだったので、私のコレクションを毎月1冊ずつ貸し出すことを一方的に約束する。目指すは文芸部の設立である。