ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【211日目】山賊焼とゴリ押しの日

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ここのところ、コンビニで「山賊焼」の関連商品を見かけることが多くなった。ミニストップの「山賊焼チキン串」や「サラダチキン 山賊焼風味」、ファミリーマートの「山賊焼」など、空前の山賊ブームである。

これらのコンビニで取り扱われる山賊焼は長野県中信地方の郷土料理をモチーフとしているが、山口県をはじめとする西日本ではレシピが全く異なるらしい。前者はすり下ろしたニンニクやタマネギを効かせた醤油タレに鶏肉を漬け込み、片栗粉をまぶして揚げる「巨大な唐揚げ」のような料理である。

対して、山口県の山賊焼は「ローストチキン」に近い。ニンニク風味のタレに漬けた鶏もも肉を、オーブンやグリル、炭火等で丸ごとあぶり焼きにするのが一般的なようだ。

何故今になって山賊焼が注目されているのかは不明だが、ここまでゴリ押しされると無性に食べてみたくなる。そこでこの数日は、コンビニ各社の山賊焼を食べ比べたりしていた。

今日食べたのはファミリーマートの山賊焼だが、こちらはニンニクの風味が強烈で、会社で食べるには少し匂いが気になってしまう。作った時間帯にも依ると思うが、鶏肉も少しパサついていた印象だ。同社には「ファミチキ」というヒット商品が存在するため、そちらと比較すると厳しい評価にせざるを得ない。

次にミニストップの「山賊焼チキン串」だが、こちらはその名の通り串に刺さっているので、手を汚さずに食べやすい。女性からすると少々手を出しづらいかも知れないが、「肉を食べている」という満足感は大いに得られた。黒胡椒が効いているのも個人的には高評価である。

しかし最もお薦めしたいのは、同社の「サラダチキン 山賊焼風味」である。大袈裟に思われるかも知れないが、この山賊焼は味のレベルが群を抜いている。今までの山賊が一般の戦闘員だとしたら、こちらは山賊の頭領と言ったところだろうか。

ヘルシーでありながらも濃いめの味付けで満腹感があり、肉の柔らかさも絶妙である。山賊焼ではなく、サラダチキンという分類で比較してもかなり完成度が高い。

夏に向けてダイエットに励んでいる方は、ぜひ一度ミニストップの「サラダチキン 山賊焼風味」を食べてみて欲しい。もしもダイエット必要が無いのなら、ここにマヨネーズを加えてみるのも良いかも知れない。コンビニ食品の進歩には驚くばかりである。