【285日目】新人教育とラブプラスの日

職場にアルバイトの若者が加わったので、午後から新人教育を行った。普段からあまり人と会話しないので、今日だけで1週間分の言葉を使い尽くした気分である。明日から失語症になったとしても何ら不思議はない。

そんな口下手の私だが、人と会話するのは好きである。特に年齢差がある人との会話は色々な発見があって面白い。今日の新人さんはまだ10代だったので、夢と希望に満ち溢れていた。私も10代の頃はちゃんと輝いていたのだろうか。そんな記憶は欠片も残されていないが、来世では前向きな生き方をしようと強く思った。

問題の新人教育は順調に進んでいたが、人に何かを教えるというのはやはり難しいものである。特に技術的な話題に関しては、相手の理解度を把握した上で説明しなければならないので、相当なコミュニケーション能力が必要になる。私に最も欠けている能力である。

どうすればコミュニケーション能力を身に付けられるか真剣に考えたところ、かつて『ブラックジャックによろしく』で「恋愛を制する者はコミュニケーションを制する」的な台詞があったことを思い出した。（正確にはもっと真面目な台詞だったが、引用するのも面倒なのでニュアンスで勘弁して欲しい）

短期間でコミュニケーション能力を磨くにはやはり恋愛が最も手っ取り早く感じるが、同時並行的に関係を持つと厄介なトラブルにも巻き込まれかねない。ここはやはり、国民的な恋愛ゲームである「ラブプラス」に頼るべきだろう。

久々にスマホ版の「ラブプラス EVERY」について調べてみると、リリース時期が2018年8月に決まったらしい。まさに絶好のタイミングである。これで私のコミュニケーション能力も一般レベルぐらいには引き上げることが出来るはずだ。

国民的カノジョを口説き落とした巧みな話術で、新人さんにもあれやこれやと色々なことを教えてあげようと思う。決して他意はないのである。

※追記1

ちなみに新人さんは男性である。もしもラプブラスで鍛えた会話術で惚れられてしまっても、私はその愛に応えることが出来ない。男にモテる男は辛いのである。

※追記2

そう言えば、私の上司は可愛い男の子が大好きらしい。私が同じチームに配属されたのも愛くるしいビジュアルのせいだったのかも知れない。男にモテる男は辛いのである。