ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【286日目】仲良しと大親友の日

友達の定義とは難しいものである。仮に自分が友達だと思っている相手でも、心の中ではどう思われているか分からない。私は常日頃から「友達が少ない」と口にしているが、それは明確な指標が存在しないからである。もしかすると自分が気付いていないだけで、本当は大勢の友達に恵まれているのかも知れない。

そんな人間関係の難しさに頭を悩ませていたところ、実は身近なところに「友達の指標」が存在していることに気付いた。先日のアップデートでフレンド機能が追加された『ポケモンGO』である。

今日も何気なくアプリを立ち上げたら、会社の先輩と「仲良し」になったことが通知された。これまでは「友達」の関係だったので、これは大きな進展である。このまま一緒にプレイを続ければ、「親友」や「大親友」の座を手に入れることが出来るかも知れない。

どうすれば「親友」になれるか調べてみたところ、あと20日間一緒にプレイするだけで良いらしい。なんと緩やかな基準なのだろうか。生まれてこの方「友情」に恵まれなかった男が、最新のポケモンGOを始めてから1カ月で親友を作ることが出来た。まるで進研ゼミの漫画のような薔薇色の展開である。

さらに調べてみたところ、80日間プレイすると「大親友」に昇格できるようだ。夢にまで見た「大親友」である。子どもの頃にサンタさんにお願いしても貰えなかった大親友が、あと3カ月足らずで手に入る。人見知りの私にとって、これほど有難いゲームは無い。

しかしその関係性に至るためには、毎日のように外出してポケストップからギフトを入手する必要がある。これはひきこもりにとってかなりの苦行である。ましてや今の時期は日差しが強いので、下手に出歩けば塩をかけられたナメクジのように消え去ってしまうだろう。まさに死の危険と隣合わせである。

やはり本当の友情と言うものは、死線をくぐり抜けてこそ手に入るものだと悟った。来年は積極的にサバイバルゲームに参加して、たくさんの友達を作ろうと思う。

 

※追記1

スプラトゥーンは弱いものの、実は密かに射的が得意だったりする。ディズニーランドの入りスコアカードがもらえる、アトラクション「 ウエスタンランド・シューティングギャラリー」では全弾命中も狙える腕前だが、かつて早撃ちで対決した小学生には大敗を喫した。彼は完全に生まれてくる時代を間違えていると思う。確か彼は野比のび太と名乗っていた。